Useful Facilities vol.4
地域の便利な施設  -医療施設〔病院〕

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#Prefecural Cancer Center  〔県立がんセンター〕

#地域間均衡、その答え
 静岡県当局という組織は、県内の地域間の均等ということにことのほか腐心していると思えます。 かつて、国立工業高等専門学校〔いわゆる高専〕を誘致した時も、 国立の高等教育機関がなかった県の東部地区にということで、沼津高専が誕生しています。 
 同じような観点から、高度医療の拠点が県の東部地域で手薄である、ということで県立がんセンターが長泉にできました。 静岡県は東西に長く、人口が分散しています。  また、かつては伊豆、駿河、遠江の三国からなっていて、そのエリアが現在の東・中・西の地域にほぼ合致しています。 これら3つのグループの融和をはかることに 新生静岡県は取り組まざるを得なかった。 こうした地理的、歴史的な事情が、長泉にこのような高度な医療機関がつくられる強力な背景になりました。

#知事も入院
 昨年、定期健康診断の結果、歯茎に小さなガンが発見された石川静岡県知事は公休と利用してここ、県立がんセンターに入院しました。  幸い、ごく初期のがんであったこともあって、入院は一週間程度でした。 
 しかし、ここは普通の病院で手に負えない患者を対象としているので、直接行っても受け付けてくれません。 いったん近くの病院や医師に診察してもらい、その紹介が 必要です。 裏話になりますが、このことを友人の医師〔小児科〕に話したところ、紹介状などいつでも書いてやる、とのこと。 小児科の医者が何を言うか、と質したところ 紹介状の医師署名欄には診療科目を記入する欄などないからだと言います。 医師:誰それ、 これでおしまい。 そういう話です。 

  

  

  

#A digression 〔余談〕

・静岡医療センター
 つい最近まで国立東静病院と呼ばれていた病院です。 正式な名称は、あたまに国立病院法人というのがつくらしい。 国立大学とよく似た扱いです。  ここも病棟のベッド数で600床近くを有する、病院としてはまずまず大病院になります。
 国の行政機関から脱し、独立した法人として再出発した、というだけあってサービス先般が以前より良くなったように感じます。 現在、建物の全面建てなおし工事がすすめられていて、 今月、病棟の移転を完了すれば新・施設に移行しての病院運営になる予定とのことです。 個人の話ですが、つい最近父親がここに入院しました。 普段いる病棟は老朽化していますが、 手術室やICU〔集中治療室〕は出来たばかりの立派で高機能なもので、素人ながら関心しました。 外来の診察、検査の施設もすでに更新済みです。 
 この背景には、地域に分散して運営されていた国立の病院や療養所などを廃止統合した結果、という側面があります。 〔国立熱海病院も廃止されたひとつで、こちらはその後 国際医療福祉大学に移行しています。〕 そのような事情により、遠くから通院する患者さんが多いことも特徴といえるでしょう。

 

 

 

 

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