A Compendium of Season words vol.1
地域の歳時記  -新年−

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 “どんとやき”〔下土狩、稲荷神社〕

#A principle  〔編集姿勢〕

 地域には年間を通じて多数の行事があります。 伝統行事から最近はじまったものまでなかみはさまざまです。 そのような中からいくつかをピックアップしてご紹介いたします。  自分が参加して気に入ったものが中心なので、これが全部ではありません。 詳しくは町の公式ホームページをご覧ください。



 新幹線の停車する駅から徒歩で10分程度の場所で、伝統的で懐かしい行事が残っています。 その一方で、若い町のエネルギーを感じる新しい行事も定着しつつあります。  必ずしも公平、中立とはいえませんが、印象を率直に報告いたします。

#Advanced Photographs 〔関連写真〕

  

  

#Dontyaki  〔どんとやき〕

#日時と会場
 毎年原則として1月の第三日曜日。 稲荷神社境内にて。 もっと田舎に行きますと集落ごとに田んぼでやる風景もよくみかけます。  松がとれて正月飾りを片付けると、これらを神社に持ち寄ります。 もちろん、一年経ったお守り、だるまさんの類や書初めなども持ってきます。  神社ではテント張りの受付所を設けてあります。 テント内部が天井付近までいっぱいになるので、相当な量です。 
 当日、こうして集めたものを境内中央に積み上げ、神主さんの点火で焼くのです。 同時に竹ざおの先につけた団子を焼き、その場でいただく。  おしること豚汁も販売されます。 近在の小中学生のいる家庭を中心に多数の住民があつまり、毎年盛況です。


#縁起もの
 ここで焼いた団子は、無病息災と学業上達の縁起もの、と解されているので、たいてい売り切れになります。 もちろん手間をかけて持参してもよい。  団子といってもひと粒が野球のボール大のものなので、子供にとって団子の一粒で立派な昼食になってしまいます。
 左の写真のなかで子供がもつどんぶりは、左〔豚汁〕、右〔おしるこ〕。 両方に団子を一粒ずつちぎって入れる。 このくらいの子供では完食できないことのほうが多いようです。
 写っている彼らにせりふをつけます。 『これだけ残してもいい?』 『ダメダァ、もう食えないよー!』 シャッターを押した本人の記憶による字幕なので、ほぼそのようなことを言っていました。  毎年このようなあんばいです。

  

  

  

#A digression 〔余談〕

・もうひとつの年頭行事
 この稲荷神社における年頭行事は、一般向けとしてはこれが二回めになります。 実は元旦、日付が改まったそのときからはじまる新年例大祭があります。  除夜の鐘の音が混じるころから準備がはじまり、零時から祭事と地元の奉納太鼓の演奏、そして餅まきである。 
 小ぶりの紅白の餅をセットにして多数蒔きます。 手に取りますとまだ柔らかい。 朝、お雑煮に入れて早速いただきます。  深夜の行事であるにもかかわらず、低学年の小学生まで混じって盛況になります。 かなり遠方から自動車で来る人も少なくない様子です。  

 

 

 

 

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