Administration vol.2
地域の行政について  -福祉−

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長泉町の人口構成 〔H.17国勢調査より自作〕

#Welfare works  〔福祉事業〕

#人口構成から見えてくるトレンド
 上のグラフをごらんください。 国政調査のデータを利用して自作したものです。 横軸が年齢帯で5歳刻みになっています。 縦軸はそれぞれの年齢の人口です。
 全国の数値は長泉と全国を全体人口の比で補正しました。 このグラフで長泉と全国の特徴的な差異をはっきりと読み取ることが出来ます。

  1.0〜20歳と26〜44歳 は長泉が全国より多い。〔ピンクのエリア〕
  2.50歳以上では長泉が全国より少ない。〔グリーンのエリア〕
  3.多い、あるいは少ない の程度は、エリアの面積で表現される。

 これらの事実から、次のようなことがいえるでしょう。
◇若手、中堅クラスの働き手が全国平均よりかなり多く、ベテラン労働者や高齢者が少ないので、年金や医療の分野すなわち福祉関係の収支がよい。  収入が多く支出が少ない傾向がはっきりわかります。 
◇子供〔10歳までとします〕が全国より突出して多く、次の世代の働き手がいる。 
◆その時期になると高年齢層の急増が確実。 しかしこれほどはっきり予測できているのですから、いまのうちに対策を講じる時間と財政的な余裕がある。
※比較の相手を静岡県におきかえても、トレンド〔傾向〕は同じでした。 静岡県の統計が全国に酷似している側面はあります。
 また、出生率が人口1000人あたり12人と県内でトップ。〔静岡県平均は8.5人です〕 しかもこの数字が年々上昇の傾向にあります。 少子高齢化がすすみ、出生率の低下が国の将来に懸念材料となっている今日、全国的にも稀有な例であるとしてTVニュースなどで取り上げられました。

#独自の福祉政策
 高齢者がすくなく、子供が多い。 現役の働き手が多い=税収が安定。 程度の差はもちろんありますが、昭和30年代的な状況にあるといえます。 
 この結果町当局は、子育て支援にことのほか熱心であると、実感しています。 具体的な実話をします。

 【実話】
 ある子育てを始めたばかりの夫婦が長泉に引っ越してきました。 役場で転入手続きをおえると、福祉課にまわってくださいと言われました。 行ってみますと子供手当ての支給申請書と満3歳までの医療費を町が負担するといいます。  ここで驚いたことは、子供の医療費負担の制度は、所得制限が無いことでした。 
 その子が幼稚園時になる頃、医療費負担の対象年齢が満6歳〔就学直前〕まで引き上げられました。 その3年後には満12歳までに。 つまり、小学校卒業まで子供に医療費がかからないということです。
 現在行政当局では、これを15歳まで〔中学校卒業まで〕延長する検討をしていると聞きました。 

 実はこの話、私のことです。 その子とは我が家の末の息子です。 姉や兄は恩恵からややはずれその分の負担はしましたが、金銭的にたすかりました。 そしてなにより安心感がありがたいと思いました。  近隣の市町村では、子供を産むなら長泉で。 とまで言われていると聞きました。 出生率の高さにはこうした裏付けがあっての結果なのでしょう。

 

 

#A digression 〔余談〕

・高齢者にまわしてもいい?
 私をはじめとして少なからぬ数の〔子育て世代〕のなかから、子どもの医療費負担の年齢引き上げもうれしいが、場合によっては介護や高齢者支援の施策を優先してはどうか。  このような声もあります。 後期高齢者医療制度の問題点が多数指摘され、政府与党が窮地に立たされんとしている、そんな状況です。 これほどの余裕があるなら高齢者の手当てを優先してもいいのでは、と思います。
 他ではめずらしいといわれる公立の幼稚園や保育園が整備され、社会福祉会館も規模・内容ともに充実しています。 あるいは高齢者関係の施策にがほぼ目処がついたので子供に、そういうことかもしれません。  財政状況の厳しい自治体が多い中、ちょっと信じられないかもしれませんが、事実です。   

 

 

 

 

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